【今週のひとこと養生訓】「イライラ・クヨクヨしていませんか」 

今週のひとこと養生訓(C)表参道・青山・原宿・渋谷エリアにある源保堂鍼灸院Tokyo Japan Acupuncture Clinic

【今週のひとこと養生訓】
「イライラ・クヨクヨしていませんか」2021年4月卯月・第1週

この記事のポイント
春はイライラ・クヨクヨ、感情の起伏が激しくなる季節です。また、昨今は言いたいことが言えないようなストレスもたまりがちではないでしょうか。感情と関係する肝臓の養生が大切な春になります。

春なのに・・・

なんだかモヤモヤと

 春は冬が明けてひとしきり気持ちが緩むころ。
 桜が咲いてお花見をしたり、また入学式や入社式など、新しい生活のはじまりで晴れやかにお過ごししている方も多いかと思います。

 しかしその一方で、花粉症や黄砂、そして去年、今年は新型コロナウイルス。
 いったいいつになったらこのマスクは取れるのだろう?
 一体全体、どうなっているのだろうと、モヤモヤする要素が漂っています。患者様のなかにも、この先が見えない中でイライラしたり、そして先行きが見通せない中で不安や悲しみで過ごしている方も少なくありません。去年の今頃と、今年の今とでは、患者様が訴える症状にも変化が出ているように思います。

肝臓と感情

 ここ数回の『今週のひとこと養生訓』でお伝えしておりますように、肝臓と感情の起伏はとても関係が深いものです。肝臓は内臓の中で最も大きな臓器であり、免疫力や解毒など、様々な仕事をしてくれています。そのため、東洋医学では肝臓を将軍に喩えておりまして、大きな力を持っているとしています。

 加えて春は肝臓の季節。
 外を出てみると新芽がたくさん出てきていますが、このような外に出るエネルギーが肝臓の力と重なります。もともと強い肝臓に、春の強いエネルギーが重なりますので、感情の起伏が激しくなることになります。

 イライラしたり、その反動で今度はクヨクヨしたり。
 自分が自分でないようなくらいになっている方も多いのではないでしょうか。

 外は明るい春の日差しなのに、体の内はイライラやクヨクヨでいっぱいになっていませんか?
 言いたいことが言えない、そんなストレスで胃が痛くなったりしていませんか?

 これは肝臓が疲れているサインでもあります。また、春の養生がうまくいっていないからかもしれません。

 3月を過ぎると、あっという間にゴールデンウイークが来てしまいます。ゴールデンウイークには立夏が来ますので、今は春の最終コーナーと言ってもいいでしょう。春の気たけなわの時期です。今一度ここで春の養生をしてほしいと思います。
 前回もお伝えしましたように、ここ数週間は風邪の方が増えておりまして、また、黄砂の影響も出てきますので、気を付けておかないと感染者も増加するかと思います。緊急事態宣言を出さないためにも、一人一人の養生が大切になるかと思います。

春の養生でしたいこと

春の養生でしたいこと

  • 睡眠をしっかりとりましょう
  • ストレス発散を
  • ストレッチをしましょう
  • 脂肪分は控えめに
  • スマホの使い過ぎには要注意
  • アロマなど香りがよいものを

春にとりたい食材

  • 柑橘系(香りがよいもの)
  • セロリ
  • ミント系
  • ローズレッド(ハーブ)

オススメの漢方薬・漢方レメディ

  • 逍遙顆粒
  • 加味逍遙顆粒
  • 天王補心丹
  • シベリア霊芝
  • シベリア人参茶

 漢方薬・漢方レメディに関しても、何かありましたら、お気軽にご相談くださいませ。

これまでの『ひとこと養生訓』はこちらから

緊急事態宣言解除を受けて

 鍼療・漢方相談は、これまで通り、通常の開院日時で行っております。
 また、こらまでと同じように、消毒などの感染症対策に気を配ってまいります。

 ご予約時間ちょうどのご来院など、患者様にもご協力を賜るところもありますが、皆様ご自身のためでもありますので、そのあたりはご賢察のほどよろしくお願いいたします。 

具体的な当院の感染症対策

  • 院内の換気を十分に行う
  • 院内の消毒を十分に行う
  • 施術時の手指消毒をいつもより濃い消毒液で行う
  • 3密にならないように配慮する
  • 感染症に対する情報を常に収拾し、提供する
  • スタッフはマスクを着用する
  • 国の接触アプリを活用する

※ 院内はとても狭いため、3密にならないようにご予約時間ちょうどにいらしていただいております。皆様のご協力を賜りたいと思います。

ご予約に関して

ただいまみなさまには、ご予約の日時をなるべく2週間以内くらいのものにしていただいております。
といいますのは、政府や自治体、そしてお勤めの会社などから移動の制限をされる可能性もあり、また、ご予約日直前で発熱などがあった場合は受鍼をお断りせざるを得ないこともありますので、あまり先のご予約は予定が立ちにくいからです。
ご配慮いただきまして、ご予約をいただけたらと思います。

また、このような状況になりまして、みなさまそれぞれの生活環境なのかで時間を割いてご予約を取っている方がほとんどです。
安易なキャンセルや時間変更は、他の方のご予約の妨害行為となりますので、度重なる場合は今後の鍼療をお断りしますので、合わせてご賢察ください。

感染予防のために、みなさまにはご協力をいただきまして、誠にありがとうございます。

これまでの『ブログ・鍼たま』の記事

瀬戸郁保 Ikuyasu Seto

源保堂鍼灸院の院長をしています。

“人生を楽しく過ごすこと” 、これが東洋医学の根幹にあります。
つらい症状で人生までもが暗くならないよう、豊かな人生のためのご相談にのれたらと願っています。

関連記事

  1. 今週のひとこと養生訓(C)表参道・青山・原宿・渋谷エリアにある源保堂鍼灸院Tokyo Japan Acupuncture Clinic
  2. 今週のひとこと養生訓(C)表参道・青山・原宿・渋谷エリアにある源保堂鍼灸院Tokyo Japan Acupuncture Clinic
  3. 今週のひとこと養生訓(C)表参道・青山・原宿・渋谷エリアにある源保堂鍼灸院Tokyo Japan Acupuncture Clinic
  4. 今週のひとこと養生訓(C)表参道・青山・原宿・渋谷エリアにある源保堂鍼灸院Tokyo Japan Acupuncture Clinic
  5. 今週のひとこと養生訓(C)表参道・青山・原宿・渋谷エリアにある源保堂鍼灸院Tokyo Japan Acupuncture Clinic
  6. 今週のひとこと養生訓(C)表参道・青山・原宿・渋谷エリアにある源保堂鍼灸院Tokyo Japan Acupuncture Clinic

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP