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語る大切さ

今日、大切な友達からみんなとわかちたい話を聞きました。

人は自分の体験を話すことが、とても大切だと言うこと



経験って形がない。
言葉にして語って初めて経験が見えてくる。

経験してるのはじぶんだけど、その姿は見えないから、人に喋りながら『わたし、そんなことしてたんだなあ』とはじめて気がつく。

そして、喋りながら、その体験に瞬間的に意味づけする。

また、人に話せば『わたしも同じ、自然なんじゃないの?』とか言ってもらえる。

『そっか、私が特別なんじゃなくて、みんなにおこる、自然なことなのかもな…』と、意味づけが書き換えられる。

これで客観化されて、少し昇華されて、楽になることもある。

人に聞いてもらうことがすごく大切だと思ったよ

そう言われて、わたしが介護のことをひとに話すのは、語る良さを体験として知っているからだ、と思ったのです。

わたしの介護の話をきいて

『それって、自分で自分を苦しくしてるよ、ね』

と言ってくれる人もいるし

『普通にしているけど、それってかなり辛いことだから、休みな』

と言ってくれる人もいて
どちらもありがたく、自分が客観化されて、気付き、楽になる。

だから経験を人に語るって、ある意味セラピーになっているんですね。

ナラティブ(経験を語る)キャリアカウンセリングという技法もあるそうです。

なんでも、自己責任にしてひとりで抱えない。

人に喋ってみる、
喋りたくなる人を持っている、
ほんとに、大切なことだな、と思いました。

このコロナ禍で、それが少なくなっていくことがちょって心配。

意識的にその機会を作っていかなくちゃ、と思っています。


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