議論のベース | 長井伸樹の日記「伸びる樹木が如く」

長井伸樹の日記「伸びる樹木が如く」

マーケティング活動を通じて顧客の発展に一助する広告会社株式会社エスコムの社長日記。

議論のベース


以前スキー場の仕事をしていたときがあります。

私の所属する 
SIA公認の玉越プロスキースクールが、

今はなきSAJのスキー学校で検定を受けていた子供の親から

検定滑走中に、当校(玉越PSS)の生徒に邪魔されて
結果、検定に不合格になった・・・

責任を取って欲しい・・

という趣旨のクレームが、

我々の上位管理組織のSIA(日本職業スキー教師協会)の本部に入りました。

私が、担当になり、
当時の状況と、我々の正当性と、もちろん至らない点を謝罪した上で
説明した文章を正式な書面として協会に提出し、協会も我々の主張を理解し後押してくれました。

ですが、クレームは一向に収まらず

ついに弁護士さんにお願いすることになりました。

結果、一発で収まったのですが、

その時の弁護士さんが、相手に送った文章が

その後の僕に大きな影響を与えてくれました。


その文章は

はじめに 事実を 確認 しましょう

と 始まり、 坦々と事実を 確認していきました。

次に、この事実の元に、議論をしましょう

と持ちかけ、

であるから、我々の主張は、こうである・・


と 理詰めの プロセスでした

もはや 相手は 沈黙しかできないのです。


さて、国会の 党首答弁


全くかみ合っていませんね・・・

政権側の政策の是非はさておいて、

いま 本当に憲法解釈の変更が 必要か否か

なぜ、必要なのか・・・

議論の土台をしっかりと 作った上で、行ってほしいいものです。


余りにレベルが低いと憂いを感じます。