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家電との向き合い方|天然住宅の家に暮らす建主の日常#13

こんにちは。

むらやま家族の夫・村山 誠と申します。

妻、三人の息子たち(小5・小1・5歳)、妻の両親とともに、2013年から天然住宅の家に暮らしています。

毎回このコラムをお読みいただいている方は、「あれっ?」と思ったかもしれませんね。

そうなんです、いつもは妻のともみがこのコラムを担当しているのですが、今回初めて私も書かせていただくことになりました。

初登場で、うまくお伝えできるかドキドキです…….。

普段は妻とともに、雑誌や書籍、webなどを制作する編集プロダクション「Neem Tree」と一軒家写真館「Neem Tree Studio」を営んでいます。

ご覧いただくのが初めてで「むらやま家族って何?」と思った方は、こちらのブログもお読みいただければ嬉しいです。

 
さて、今回は、わが家の家電との向き合い方についてお話ししたいと思います。

梅雨も明け、いよいよ本格的に夏となり、気温の高い日が続いていますが、そんな季節を快適に過ごすために欠かせないのは、やはりエアコンです。

ですが、わが家では家が完成する直前くらいまで、エアコンを取り付けるかどうか本気で迷っていました。

当時、天然住宅の方から、「通気性と断熱性に優れた家なので、エアコンを付けないで住んでいる建主様もいらっしゃいますよ」というお話を聞いていたのと、2011年の原発事故のこともあり、「できるだけ家庭で使用する電気は少なくしたい」という思いもありました。

最後まで悩みましたが、家の完成時期が夏だったこともあり、熱中症のことも考えて、最終的にはエアコンを取り付けることにしました。

それでも、実際住んでからの使用状況はというと、設定温度が27〜28℃くらいでも十分に快適ですし、夜は消しても寝苦しくありません。つけっぱなしにしていると寒いくらいです。

家全体の通気性が良く、湿気がこもりにくいので、そこまで温度を下げなくても快適に過ごせるのだと思います。

冬はというと、一応ガスストーブがあるのですが、無垢材の床が蓄熱に優れているので、高温・強風でなくても足元がひんやりしません。

子どもたちは、家の中では一年中はだしです!

寒冷地であれば、蓄熱式床暖房やペレットストーブなどもよいかもしれません。

そのほかの家電にも目を向けてみると……

こうやってテレビを観ないときに布一枚をかぶせていると、ほとんど誰も観ていないのに点いているということがなくなって、オンとオフのメリハリができました。

画面にホコリもつかないので掃除も楽チンです。

よくよく考えてみれば、掃除もたいていはほうきと雑巾の水拭きですし、電子レンジは置いてなくて蒸籠で温めていますし、炊飯器は保温だけで炊くのはもっぱら土鍋です。

自然環境や持続可能な暮らしを考慮した天然住宅の家に住んでいると、気持ちも自然とそちらの方に向いていくのかもしれませんね。

この夏も、無理せず自然に電気を節約しながら、快適に過ごしたいと思います。
 

むらやま家族/コラム一覧


1話 >> はじめまして、「むらやま家族」です
2話 >> 植物の似合う家
3話 >> 新築の家のびっくり事件簿
4話 >> 和紙クロスに合う壁インテリア
5話 >> 子どもにやさしい家
6話 >> 花のある暮らし
7話 >> 外出自粛中のおうち時間を振り返って
8話 >> わが家の庭の話
9話 >> 新生児も暮らせる新築の家
10話 >> どうする子ども部屋!?
11話 >> 梅雨でも快適な暮らし
12話 >> わが家の家具の選びかた

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